長生き味噌汁って知っていますか?
最近いくつかのテレビ番組で紹介されたこともあって、話題になっているようです。
「長生き」というと年代が上の方向きに思えましたが、ダイエット効果もあるそうで、
「やせる味噌汁」とも言われているそうなんです。
幅広い年齢層の間で人気になるわけですねー!
わたしはテレビ番組では観ていないのですが、数ヶ月前にたまたま本屋さんで見かけた、
「医者が考案した長生きみそ汁」(小林弘幸さん著)という本で知りました。
それからもう何回も作っています!
わたしは初めて飲んだときからすっかりハマッてしまったのですが、「ちょっとニガテ」「まずい」という人もいるようです。
実際に作ってみてわかった、飲みにくいという人向けの工夫や、作りやすくなる方法などご紹介したいと思います!
目次
長生き味噌汁のキホン。どうして体にいいの?
長生き味噌汁というのは、簡単に言うと
・味噌
・玉ねぎのすりおろし
・リンゴ酢
を合わせて作られた「味噌玉」を使って作った味噌汁のこと。
大事なのはこの材料を使って作られた「味噌玉」で、病気予防などの目的に合わせて入れる具材を選んでいく、というものです。
味噌も、「赤味噌」と「白味噌」を使うようになっています。
赤味噌には、抗酸化力を高めるメラノイジンが豊富で、白味噌にはストレス抑制効果のあるGABAが豊富に含まれているのだそう。
そこに解毒作用のある玉ねぎと、塩分排出効果のあるカリウムを含んだリンゴ酢を足すことで、多方面から健康にアプローチした味噌汁ができるということで、「長生き味噌汁」なんですね。
長生き味噌汁の「味噌玉」を作ってみよう!
長生きみそ汁の肝となるのが、「味噌玉」。
まずこれを作らなければ始まりません!
といっても、作り方はとってもカンタンです。
玉ねぎをすりおろして、味噌・酢と混ぜ合わせるだけ!

・赤味噌 80g
・白味噌 80g
・玉ねぎのすりおろし 1個分
・リンゴ酢 大さじ1
※以前、赤味噌と白味噌をちゃんと用意して作ったことがありましたが、白味噌の独特の甘みがわたしはニガテで(家族も)、こちらの味噌で現在は味噌玉を作っています。
体にいいものでも、やっぱり好きだと感じられる味にこだわったほうが美味しく長く続けられますもんね!
玉ねぎのすりおろしは大変・・・!?
まず、玉ねぎ1個をすりおろします。
普段、あまりすりおろし玉ねぎを作ることがなかったので、最初は普通に上下を切り落とした玉ねぎの皮をむいてすりおろし始めていました。
でも、そうすると途中で玉ねぎがバラバラになってしまい、すっごくおろしにくいんですよね。
↑でも、このように玉ねぎのおしりの部分を残しておいて、すりおろしてみるとバラバラにならずとってもやりやすいですよ!
(すでにやっている人も多いかもしれないですねw・・・自分的に発見だったので同じように困っている人に向けて紹介しました!)
↑味噌は、赤味噌80g、白味噌80gですが今回は1種類の味噌を使っているので、玉ねぎ1個に対し、160gの味噌を使用しました。
味噌、すりおろした玉ねぎ、リンゴ酢大さじ1をすべてボウルに入れて、混ぜ合わせます。
最初は混ざりにくいですが、すりおろし玉ねぎの水分でだんだん混ざってきます。
泡だて器などを使わなくても、スプーンで十分混ざりますよ!
↑あっという間にできあがり!
冷凍保存すれば長持ちで使いやすい
長生き味噌汁でいう味噌玉は、みそ汁1杯分の味噌を使いやすく小分けにして、冷凍保存しておくことをいいます。
よく紹介されている保存方法として、
・製氷皿に小分けに入れて冷凍
・1杯分をラップに包んで冷凍
があります。
10個に小分けできる製氷皿が1個分約30gで、味噌汁1杯分になるようで、こちらの方法をよく見かけます。
でも、その製氷皿によって多少大きさも違うだろうし、うちにはちょうどいい製氷皿がなかったので、だいたい山盛り大さじ1杯ぐらいをラップに包んで冷凍しています。
うちの場合ですが、このラップに包んだ味噌玉4つ分ぐらいで、3人分の味噌汁を作っています。玉ねぎと酢が入る分、味噌だけのときと同じ分量で入れると薄く感じたので多めに入れています。
↑すぐに使う分は冷凍せずにタッパーに。
保存する分は、このようなトレーに乗せると早く冷凍できます。(100均にも売っています。)
小分けしなくても冷凍して使えた!
初めてこの味噌玉を冷凍したときに、カチコチにならないので驚きました。
ラップにも張り付かず、すっと取れて鍋に入れやすい!
もしかして小分けしなくても大丈夫なんじゃないかな?と思い、味噌を混ぜ合わせたあとにそのまま冷凍できるタッパーに入れて、冷凍してみました。
数時間経ってもやっぱりカチコチにはならず、スプーンですくえるぐらいでした。
アイスクリームをすくっているようなかんじ!
このまま計量スプーンで量って使えるので、こちらの方法もおすすめです。
酸味がクセになる美味しさ!
初めてこの長生き味噌汁を飲んでからというものの、この味の虜になり、もう普通の味噌汁には戻れなくなってしまいました(本当ですw)。
もともと酢やレモンなど酸味がある食べ物が大好きだったこともあるかもしれません。
そこにすりおろした玉ねぎの風味が加わって、なんとも味わい深いのです。
今のところ試した具材では、とくにこれは合わなかった!というものもなく、いつもの味噌汁の雰囲気で作って大丈夫なのではないかと思います。
長生き味噌汁が飲みにくい・ニガテな方へ
飲みにくかった、という方の意見を見ると「甘ったるい」という声を多く見かけました。
これはわたしが最初、白味噌を使っていたときに少し感じたことと一緒で、現在の味噌を使うようになってからは解消されています。
(今は上の画像にある、中辛口の米味噌を使っていますが、違う商品でも、白味噌と明記されていないものなら大丈夫でした。)
あとは酢の酸味や、玉ねぎの風味が気になる方も多いようですね。
これに関しては好みの問題が大きいと思うので、完全に好きではない!絶対に飲めない味!という方以外は、酢や玉ねぎの分量を少し減らして作ってみるといいかもしれませんね。
材料に、「玉ねぎ1個」とありますが、玉ねぎの大きさによってまちまちですよね。
これは、だいたい150gぐらいだそうです。
もしかして、玉ねぎ臭く感じてしまう人は、大きめの玉ねぎを使っているかもしれませんよ!
ちなみに、本に書いてある作り方では、ダシは使っていないそうです。
うちではいつのも量より少し減らしましたが、顆粒ダシを使っています。
ダシを入れるようになったら飲みやすくなったという人もいるようなので、試してみるといいかもしれません。
それでも飲みにくく感じる方は、普通の味噌と長生き味噌汁の味噌を半分ずつ入れて作ってみると、かなり飲みやすく感じると思います。
酢がニガテな家族もこの方法で、問題なく飲めています。
健康にいい長生き味噌汁、ご自分に合った飲みやすい方法を見つけて、ぜひ試してみてほしいです!