画像出典:Netflix
「シスター戦士」がNetflix(ネットフリックス)で、2020年7月2日から配信!
アメコミ「Warrior Nun Areala」が原作となっていて、主人公・エヴァがスーパーパワー(超能力)で悪と戦うシスターとして次々と現れる敵と戦っていく、という内容のNetflixオリジナルシリーズのドラマ。
「シスター戦士」のネタバレ有りと無しのあらすじとキャスト、感想です!
【シスター戦士】ネタバレ無しあらすじ
ずっと死を夢見てきた19歳の孤児・エヴァは、死体安置所で生き返った。
背中に”天からの授かりもの”を埋め込まれた彼女には、スーパーパワー(超能力)が備わっていた。
受け入れることができないエヴァだったが、命を懸けて古代の悪と戦っている十字剣修道会の神父は「ヘイローの保持者はシスター戦士だ」と語る。
エヴァは、超能力を手にした自分が、悪と戦うシスターの秘密結社にとって大切な”ヘイローの担い手”に選ばれたということを知った。
そして天国と地獄のそれぞれの勢力が、少女の力を我が物にしようとたくらみ始める。
原作コミック「Warrior Nun Areala」
作:ベン・ダン
監督:サイモン・バリー
Netflixのジャンル:ファンタジーテレビドラマ、アクション、アドベンチャー、スリリング、エキサイティング
【シスター戦士】ネタバレ有りあらすじ
※以下、ネタバレを含みます!
悪と戦う十字剣修道会のリーダー・シャノンの負傷により、シャノンの背中に埋め込まれている”ヘイロー”が取り出された。
シャノンは「みんなを信用しないで」という言葉を仲間のメアリーに残し、この世を去る。
そして、ヘイローを狙う敵から守るため、その日修道院に運ばれてきた遺体・エヴァの背中に埋め込まれた。
直後に息を吹き返したエヴァには、スーパーパワーが備わっていた。
自分の力に戸惑ったエヴァは修道院を飛び出し町に出る。
7歳の頃に交通事故に遭ったエヴァは、四肢マヒを患い、聖ミカエル養護施設に入所していた。
母親はその事故で亡くなってしまい、難しい気質と思われていたエヴァはシスターから疎まれ、辛い毎日を送っていた。
生き返り、自由に歩くことができるようになっていたエヴァは、久々の外の世界に胸が高鳴る。
そして、JCという一人の青年と知り合った。
JCの仲間たちと共に、ハイテク企業・アークテックのパーティーに忍び込んだが、そこで神父らに見つかってしまう。
神父は、タラスクという怪物がヘイローを地獄へ持ち帰るために探していると睨み、タラスクからエヴァを守るため修道院にかくまうことに。
そこでは、信仰のために命をささげる女性たちの集団・十字剣修道会が訓練を行っていた。
エヴァにヘイローが備わったことを運命だと考える神父は、「ヘイローの保持者はシスター戦士だ」と説くも、エヴァはなかなか受け入れない。
エヴァがシスター戦士に値しないと考える修道院長やリリスなどに洗礼を受けてしまい、エヴァは打ちひしがれる。
「I WANT TO LIVE(生きたい)」という書置きを残し、修道院から姿を消した。
エヴァが育った養護施設のシスターが、エヴァの死因を「自殺」だと修道院に伝えていたことから、シスターが自分の命を奪ったことを知る。
同室の仲が良かった少年の身を案じたエヴァは、養護施設に忍び込み少年を助けるところをシスターに反撃され、ヘイローの力が働きシスターを殺してしまった。
アークテック社のサルヴィウス博士がディヴィニウムを使った装置を保持していることは、神への冒とくだとして、ドゥレッティ枢機卿(すうききょう)は、サルヴィウス博士と対立。
サルヴィウス博士、自分こそがヘイローの継承者だと考えるリリス、シャノンが殺された謎を追うメアリーに追われるエヴァは、JCと共に逃げようとするが・・。
【シスター戦士】キャスト
エヴァ・・演:アルバ・バチスタ
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メアリー・・演:トーヤ・ターナー
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ベアトリス・・演:クリスティーナ・トンテリ・ヤング
リリス・・演:ロレーナ・アンドレア
カミラ・・演:オリビア・デルカン
ヴィンセント(神父)・・演:トリスタン・ウヨア
【シスター戦士】感想
※ネタバレの内容を含みます!
「シスター戦士」という邦題は、少しチープな感じにも思えますが、原題の「Warrior Nun」は、Warrior=戦士、Nun=修道女で、直訳なんですね。
各エピソードのタイトルは、聖書の小節になっています。
キリスト教などに詳しくなく、アメコミ原作のドラマや映画を見たことがなかった自分には、ストーリとしては面白いけど、話が進むにしたがって少し難解な部分も。
エピソードは10まであり、前半は、自分がヘイローの継承者だという現実を受け入れないエヴァの心情や、十字剣修道会のメンバーの内情などが描かれています。
前半では、シスターが悪と戦うという非現実感と、エヴァのロマンスが入り混じっていて、何だか不思議な世界観!
ストーリーの進みがゆっくりに感じられましたが、その分エヴァの気持ちが変化していく様子をエピソード10までを通して丁寧に描かれていて、自然とエヴァに感情移入していきました。
7歳の頃に事故に遭い、四肢マヒとなってしまったエヴァは、母親を亡くし、父の存在もわからず天涯孤独。
シスターからひどい扱いを受け、しまいには安楽死させられてしまった・・
生き返って両手足が動くことで自由を感じたエヴァが、人生をやりなおしたいと思うのは当然のことでしょう。
好きなように走って踊って、お酒を飲んだり恋もしたいのに、シスター戦士としての使命なんて言われても逃げるのもわかります。
そういえば、JCとはどうなるんでしょうか?
もう出てこないのかな?
何といっても、エヴァが可愛くて、若いのに色気もあって素晴らしい!
メアリー、ベアトリス、リリス、カミラもそれぞれちゃんとキャラが立っていて魅力的なメンバーばかり。
特にベアトリスが本当にかっこいい!!
普段は凛としていて、エヴァの気持ちをわかってくれた優しい女性なのに、アークテック社に乗り込んだときは、一人で何人もの警備を倒したり。
観る前は、普通の女の子がシスター戦士となって強くなり、バタバタと敵を倒していくみたいなストーリーを予想していたけど、エピソード10まではエヴァはまだ本当の力を発揮できていません。
アークに飛び込んだマイケルはどこに行ったの?など、まだまだ謎だらけで、シーズン2があることを思わせる終わり方でした。
シーズン2どころかもっと続くドラマになっていきそうですね。

