画像出典:https://www.netflix.com/title/81218903
2020年7月10日にNetflixで配信がスタートした「運命の12人」。
ベルギーのドラマで、幼い娘と18年前の親友への殺害容疑をかけられた女性と、12人の陪審員が事件とそれぞれの人生に向き合う姿が描かれています。
「運命の12人」のネタバレ有りと無しのあらすじや感想・評価です。
【運命の12人】ネタバレ無しあらすじ
原題: De Twaalf(英題:The Twelve)
ベルギーで、2019年11月から2020年1月に放送されたドラマです。
シーズン1、全10話で完結しています。
各話:46分~55分
誰からも慕われる1人の女校長は、親友と幼い我が子の殺害容疑をかけられた。
彼女は本当に冷酷な犯罪を犯したのか?
陪審員として選ばれた12人の男女が、それぞれ人生の苦悩を抱えつつ、世紀の裁判に向き合う。
【運命の12人】ネタバレ有りあらすじ
※ネタバレを含みます!
女校長として働いていたフリー・パルマースは、2件の事件で起訴されていた。
それはフリーの幼い娘・ローズと、その18年前に起きたフリーの友人の女性・ブレヒテに対しての殺人容疑だった。
裁判の陪審員に選ばれたのは、12人の男女。
フリーと、夫であるステファンは、フリーがローズを妊娠しているときに離婚していた。
離婚の原因はステファンの不倫で、その後ステファンはマルゴーという女性と再婚。
そのことが原因でフリーは精神を患ってしまい、ローズの親権はステファンへ。
ある日、ローズが何者かに首に怪我を負わされてしまう。
ローズは病院に運ばれたが、感染症をおこしてしまい死亡。
フリーの仕業だとステファンは警察に話した。
そしてフリーは、18年前に起きた、フリーの友人・ブレヒテに対しての殺害容疑もかけられた。
フリーの裁判は世紀の裁判として注目され、フリーが真犯人であるか世間の意見は分かれていた。
裁判が進むにつれ、ステファン、ステファンの再婚相手のマルゴー、ブレヒテの父・マルクなどが関わる真相が浮き彫りになっていく。
そして、陪審員の補欠として選ばれた3人の子を持つ女性を始めとした12人の陪審員も、それぞれの人生の問題に直面していた。
※真犯人のネタバレは、「感想・評価」の一番最後に記述しました。
【運命の12人】感想・評価(ネタバレ有り)
※ネタバレを含みます!
予告動画を見て、面白そうだけど暗そうだな~と何となく躊躇してしまい、配信からしばらく経って、やっぱり気になる!とやっと観始めました。
内容としては面白いのですが、やっぱり全体の暗さは否めないので、会話もないシーンが続くとちょっと寝落ちしてしまいそうになります・・笑
陪審員の中の数名が抱えてる問題がヘビーすぎて、途中そっちのほうが気になることも。
特に、デルファンの娘がアレルギー発作を起こしてしまったときには、容態も気になるし、デルファンの夫の反応や、シッターをしていたカールの娘の気持ちなどが気になりすぎて、裁判の内容が頭に入ってこないほどでした・・。
陪審員の中で一番気になったのはデルファンで、最初のほうは、なんでもっと夫に強く言わないんだろう、とか、優しくされて心を許してしまうところとか、ちょっとモヤモヤしました。
家族という形を守るため、淡々とした態度で必死にこらえていたのでしょう。
ノエルの家に泊まったときは、大丈夫かな~と心配しましたが、結局ノエルの助言によって、許せないことの線引きをしっかりと夫に伝えることができました。
辛い問題を抱えているノエルですが、すごく優しいですね。
最終日、陪審員が評決を下しますが、各々が決めた評決にそれぞれの事情や心情が入っているようで、人が人を裁くってどういうことなんだろうと考えさせられました。
重い内容ですが、登場人物の心情がうまく描かれているようで評価も上々です。
Netflixの『運命の12人』観てる。陪審員12人と事件を取り巻く人々の流れ、映画ではなくドラマだから出来る個々の人部の細かい描写が良い。けど重いのでゆっくり見る。オススメ。
— momoi mai (@inmysun) July 16, 2020
昨日からNetflixの『運命の12人』観てるんですが、結構おもしろい。
10数年前に起きた親友の殺人と、自身の子供を殺した罪に問われた女性。
彼女の元夫や、親友の父親、陪審員達にも様々な背景があり、だんだんそれが表面化していき…という話
まだ4話目あたりですが目が離せない! pic.twitter.com/WRQKEgHaQi— arnie (@kirkasvalo) July 20, 2020
最後のネタバレ!犯人は誰?
裁判ではフリーは最終的に、ブレヒテの事件→有罪(懲役30年)、ローズの事件→無罪、
となるのですが、ローズの事件が無罪ならば他に真犯人がいるわけで、それはわからずに終わるの??と、何度もドラマの残り時間をチェックしてました笑
結局、判決後にフリーの弁護士がローズの絵本の間から、ローズの事件の証拠となる手袋と、ブレヒテのネックレスを見つけたことで、フリーがどちらの事件も犯人だったということがわかります。
ブレヒテに関しても、ローズのこともやはり根底にあるのはフリーの嫉妬の気持ちでしょうか。
それにしても人を騙すことに長けていますね、、フリーは。
裁判に疲れ切った表情や、うつむいた顔などすごくいい味出していたな、と思ってしまいました。
↓こちらのネタバレ有りと無しのあらすじ・感想も!
一夜を過ごした相手とまさかの再会!ミステリー展開に。【ダークデザイア】